2017.05 «  - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 - » 2017.07
TOP > 大型軽巡洋艦「秋葉」艦橋の2
 ← まずい。非常にまずい。 | TOP | 海上自衛隊多目的揚陸艦 LSM-X

スポンサーサイト 

--年--月--日 (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--.--.--(--) --:--] スポンサー広告 | Trackback(-) | Comment(-)
↑TOPへ


大型軽巡洋艦「秋葉」艦橋の2 

さてさて、海上自衛官の切符を手に入れたところで相変わらず旧軍艦艇ばかり作ってますよの大和甲型です。
実はさっぱり進行していない「秋葉」ですが、脳内で纏めた艦橋の青写真でも掲げて茶を濁そうかと思います(ぉ
結局こうなた
あれこれ悩んで決定した艦橋内諸装置の配置案です。って、もう三週間も前になるのかあれw
左から羅針艦橋、下部探照所、上部探照所、測距所、檣楼司令所を示しており、図中の丸バツが測距儀、小四角形が探照灯、黒塗り部が航海装置、バツが双眼望遠鏡をそれぞれ意味しています。(尤も、下部探照所に関しては側面の探照灯がある部分に本来は魚雷指揮所があって、双眼鏡のあるところに探照灯がきます。思い切り間違えましたw)
中抜きの丸はマストの主柱及び支柱です。

さて、この配置図は改装後の長門型の資料並びに大正期の戦艦、巡洋艦の写真から読み取った情報をそれっぽく組み合わせてデッチアップした六割方空想の産物な訳ですが、どうでしょうね。そこそこ雰囲気は出てるんじゃないでしょうか。
資料の中でも特に参考になった写真を以下に紹介しておきます。括弧内は出典です。(転載はしない主義なので、各自で探して下さいまし。)

・大正11?14年撮影、横須賀港に停泊する「長門」前檣楼を錨鎖甲板から見上げた写真。
 (光人社「写真/日本の軍艦 第1巻 戦艦?」87ページ、海人社「世界の艦船1977年8月号増刊(No.244 増刊第4集) 写真集 日本軍艦史2.大正編」28ページ等)
・大正9年10月27日撮影、宿毛湾外にて公試運転中の「長門」。
 (上掲「世界の艦船増刊」表紙)
・大正10年5月4日撮影、佐世保工廠入渠時の「霧島」の艦橋背面アップ写真。
 (海人社「世界の艦船2002年11月号(通巻第603号)129ページ)
・昭和3年撮影、伊豆大島沖で射撃訓練中の「山城」後檣を艦尾上甲板から見上げた写真。
 (上掲「写真/日本の軍艦 戦艦?」178ページ)

以上四葉の内、前三者は大正期の戦艦群の艦橋を鮮明に捉えた数少ない写真で、大変参考になります。特に「霧島」の写真は、艦橋床下の伝声管の配管から高角砲の俯仰用ギアまで判別できる、(撮影時期を考えれば)奇跡的なまでに鮮明な写真で、艦橋設備の状況も長門型の竣工と同時期である大正9年に近代化改装(軍縮時代の改装より小規模なもの)を終えたばかりであり、この時期の主力艦を研究する上でこの上ない資料となります。特に金剛型に絞って調べたい時は、学研・歴史群像シリーズ「日本の戦艦パーフェクトガイド」172ページからの「戦艦『金剛』の前部艦橋の変遷」も読んでおくとより理解が深まります。余談ですがw
また、最後の「山城」の写真も露天の後部艦橋を写しており、そこそこの参考にはなります。ただし、昭和2年に改装工事を受けており大正期とは艦容が異なるので注意が必要です。(後部艦橋にどれほどの変化があったかが分からないんですが)

さて、またしても資料の紹介が長くなりましたが、ちょっくら上掲図の詳説をば。
先ず航海装置についてですが、操舵関連設備は通例どおり装甲司令塔内にあるので露天艦橋には最低限の情報表示装置のみ配してあります。羅針盤は時代を問わずお約束(現用艦でも航海艦橋にある)なので良いとして、その後ろに並んだ速度通信器ってのはいわゆるテレグラフです。これはセルシンモーターを用いた角度式通信器で、速力・軸出力・舵角など航行時の情報を視覚的に表示します。なので、ひょっとしたら速力、右外軸・右内軸・左内軸・左外軸各出力、右舵角、左舵角と七機くらいあったかも知れません。こればかりは見た事がなく判然としないので、模型のサイズを考えて三?四機が適当と判断しました。
ちなみに明治期の代表的戦艦「三笠」では、航海艦橋・装甲司令塔共に三機が配してありました。どれが何を表示しているのかは不明。
↓これは護衛艦「たかなみ」の艦橋ウィングにある現代の速度通信器。デジタル表示で大変見やすくなっております。参考までに。
海自の速度通信器

続いて羅針艦橋後部の伝声管群ですが、これは前掲の「霧島」の写真で確認したもので3,4本の伝声管が集中しています。伝令の待機場所か何かでしょうか。
最後に測距儀について。
測距所にあるのは長門型で有名な10m測距儀です。説明不要ですねw
羅針艦橋前端、正確には装甲司令塔天蓋にある測距儀は副砲用4.5m測距儀で、10m測距儀が破損した場合には主砲用を代替します。その場合、または左右両舷に副砲群を指向する場合に用いるのが艦橋両舷の3.5m測距儀です。この内、年代で考えると4.5m測距儀は架空兵器扱いになります。当時は3.5mのものが使われていました。
二つの測的用測距儀の間にある小さいものは、航海用の1.5m測距儀です。

取り敢えずはこんなところでしょうか。
この他、檣楼司令所直上の射撃指揮所の解説も残っているんですが、こちらは写真解析の結果、またしても形状変更を迫られたので改設計中です。こんな事してるから作業が進まないんだよなぁw
まぁなんだ、前に3DCGシリーズの長門型イイヨって言ってたけど、射撃指揮所の構造だけは要注意です。あの本だとエンクローズドされてたけど、写真を見るにどうもブルワーク付きの露天っぽい。天蓋は固定じゃなくて、恐らくキャンバス張ってるだけです。


毎回思うんですが、これって艦船模型カテゴリなのか軍事小話カテゴリなのか判断に迷います。複数のカテゴリに跨がせるようにできないのかFC2は。

 <ブログ拍手コメ返信>
>蒼月さんへ
ありがとうございますー。
あくまで下士官候補生なので艦隊司令は無理っすよw (序列的に)
でも頑張れば護衛艦長クラスには、なれるみたいですね。余ほど頑張ればですがw
関連記事
スポンサーサイト
[2007.11.19(Mon) 10:28] 大型軽巡「秋葉」Trackback(0) | Comments(4)
↑TOPへ


COMMENT

by 蒼月乃光
>あくまで下士官候補生なので艦隊司令は無理っすよw (序列的に
髭のショーフク並に頑張ればOKよ(笑

by 大和甲型
つまりイラクからの撤退作戦を(違

by 蒼月乃光
お『礼』参りも可?(爆

by 大和甲型
どこに突入するというのかwww
半島? まさか半島ですか?(w

コメントを閉じる▲

 ← まずい。非常にまずい。 | TOP | 海上自衛隊多目的揚陸艦 LSM-X

COMMENT

>あくまで下士官候補生なので艦隊司令は無理っすよw (序列的に
髭のショーフク並に頑張ればOKよ(笑
[ 2007.11.21(Wed) 21:15] URL | 蒼月乃光 #- | EDIT |

つまりイラクからの撤退作戦を(違
[ 2007.11.22(Thu) 13:25] URL | 大和甲型 #NKwY6NnY | EDIT |

お『礼』参りも可?(爆
[ 2007.11.22(Thu) 22:49] URL | 蒼月乃光 #- | EDIT |

どこに突入するというのかwww
半島? まさか半島ですか?(w
[ 2007.11.28(Wed) 10:49] URL | 大和甲型 #NKwY6NnY | EDIT |

COMMENT POST















管理者にだけ表示

 ← まずい。非常にまずい。 | TOP | 海上自衛隊多目的揚陸艦 LSM-X
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。