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艤装品の表現 その1「ホーサーリール」 

艦船には様々な艤装品があり、艦船模型を製作する上で避けて通れないものです。
しかし、大砲や魚雷といった戦闘用の装備に比べて地味なためか、あまり語られることも無く模型雑誌の作例ですら誤った認識や表現が散見されます。
しかし、戦艦でも空母でも、イージス艦であろうと「フネ」である以上、艤装品を蔑ろにしてはリアリティは望めません。
と言う訳で、主に模型的な観点から艤装品について述べて行こうと思います。

 ホーサーリール
たまに「ホースリール」という表記を見ますが、これだと散水ホースのリールになってしまいます。
艦船の甲板上に設置されているリール(絡車)は、「Hoos」ではなく「Hawser」、つまり繋留索(もやい)を収納するためのものです。
ただし、現用艦のヘリ甲板には航空機火災用の消火ホース(TAS消火装置)や燃料給油ホースが設置されており、これらはホースリールと呼んで差し支えないと思います。
その塗装ですが、模型界では白や茶、黄などがよく見られます。
繋留索は、古くはマニラ索が用いられていました。運動会の綱引きで使うアレです。
色味としてはブラウンか、海上で退色すると少し白っぽくなってカーキやタンのようになります。
私は、タミヤカラーの「茶色(陸上自衛隊)」を使っています。
リール自体は船体と同色です。
また、塩害防止のため帆布による武器覆い(カバー)を掛けていることが多く、この場合は「フラットホワイト」で良いと思います。
最近の繋留索は、軽くて丈夫な化繊索(化学繊維索)が普及しており、自衛艦ではナイロン索が一般的です。
これは新品では「フラットホワイト」ですが、経年により「ガルグレー」のような色味になります。
ただし、自衛艦ではホーサーリール自体を甲板下に格納している場合が多く、「ゆき」型の艦尾や「きり」型の艦尾暴露部などで僅かに見られます。
自衛艦もリール自体は船体と同色(外舷色)です。
なお、自衛艦がマニラ索からナイロン索に移行した時期は分かりません。
ホーサーリール以外にも、艤装品としては様々なリールがあり、先のTAS消火装置や曳航具(対魚雷デコイ)のリール、揚艇機のリール、曳航ソナーのリール、掃海具のリール等々多岐に渡ります。
しかし、TASと掃海艇のリール以外は、小型なため1/700では省略して構わないのではないでしょうか。
個々について詳述すると煩雑になるので、今回は割愛します。

この記事、シリーズ化を考えて「その1」にしました。
気になる装備品についてリクエストをいただければ、詳述して行こうと思います。
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[2014.09.11(Thu) 10:08] 艤装品の表現Trackback(0) | Comments(0)
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