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真珠湾攻撃は騙し討ちだったか 

日米開戦から73年である。
真珠湾攻撃は、日本大使館の不手際で宣戦布告前の実施となり、騙し討ちとしてアメリカに大義名分を与えてしまった、とよく言われる。
しかし、最後通牒が定刻通り受け渡されたとして、本当にリメンバー・パールハーバーの声は挙がらなかったのだろうか?
ルーズベルト大統領が議会に対日宣戦布告を求めた演説予備)からは、そのようには読み取れない。

この演説で指摘された卑劣な行為とは、主に以下の3点である
1:最後通牒は宣戦布告ではない。
日米交渉の打ち切りを告げるだけで、軍事行動を示唆する内容ではない。
ましてや、開戦を通知するものではない。
2:交渉決裂前に軍事作戦を開始していた。
日本本土からハワイまで1日や2日の距離ではない。
つまり、平和を求めて日米交渉を継続していながら、その裏で空襲部隊を展開させるという欺瞞行為をしていた。
さらに、ハワイ、フィリピン及びマレーをほぼ同時に攻撃するなど、その行動は極めて計画的になされている。
3:最後通牒交付前の攻撃
交渉打ち切りを告げる1時間前にハワイが空襲された。

卑劣な騙し討ちとは、日米交渉と平行して機動部隊が展開していたことを指している訳で、大使館の不手際があろうとなかろうと大勢に影響はなかったのではないか。
ルーズベルトに揚げ足を取られないためには、
1.機動部隊の出撃前(11/26以前)に交渉打ち切りを表明する
2.宣戦布告を明確に行う
3.宣戦布告後に攻撃を開始する
必要がある。
しかし、これで奇襲攻撃が成功する算はあるのか。
ハワイに辿り着けるかさえ疑問である。
真珠湾奇襲の功罪についてここでは敢えて論じないが、どのような形であれ、それを成功させること自体が米国民感情に火をつけていただろう。
太平洋艦隊が壊滅すれば米国民は戦意を喪失するとした山本五十六の読みは、ドイツがソ連を屈服させれば日米講和が成るという親独派連中と同レベルの希望的観測に思える。
それでも真珠湾攻撃はやるべきだったと、私は思うけどね。

注)上で述べた卑劣な行為云々は、ルーズベルトの演説から引用しただけで、歴史的事実としてどうであったかという話では全くない。
真珠湾攻撃についての個人的な見解を示すものでもない。
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[2014.12.08(Mon) 17:12] 艦艇の話Trackback(0) | Comments(0)
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