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11m型作業艇フィギュア 制作編 

写真の整理してたら、作るだけ作って放置されてた作品が出てきたので掲載しようと思います。
とりあえず製作中の写真を。

作業艇2
大晦日にちらっとだけ紹介しました、11m型作業艇です。
かなりデフォルメしてあります。
船体はレジンキャスト(おそらくポリウレタン?)で、プラ材でディテールアップしています。
▼続きを読む

作業艇1
エンジンは積層プラ板からの削り出しです。
デフォルメフィギュアということで細部は省略していますが、11m型作業艇には操舵コンソールと座席形状の違いで2タイプ存在します。
この作品は旧型をモデルとしております。

作業艇原型
元ネタはこちら。
百均で売ってた手漕ぎボートのフィギュアです。
艇首外板を削り込んでナックルラインをつけ、甲板もガシガシ彫り込んで作りました。
最後にラッカーパテで表面処理しています。
確か、遊び半分で2日で作りました。
塗装が面倒くさくて、上写真の状態で2ヶ月くらい放置してましたが、なんだかんだで1月ごろ完成。
ブログに載せるのをすっかり忘れてました(笑)
次、完成編やります。

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[2017.03.19(Sun) 23:59] 艦船模型Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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艤装品の表現 その9.1「信号旗 続き」  

ちょっと日が空いてしまったが、信号旗について続ける。

先に記したように、信号旗の用法には大別して「国際信号」と「軍用信号」がある。
さらに今回は、海事法規で定められた信号とこれに関する形象物について紹介する。

なお、法規のくだりは、細かく書くと煩雑になるので、正確さより分かりやすさを優先している。
また、全ての信号・形象物を紹介すると本が一冊できてしまう量なので、自衛艦・軍艦に関係するものだけをピックアップする。
▼続きを読む

海事三法と呼ばれる「海上衝突予防法」「海上交通安全法」及び「港則法」のうち、「海交法」「港則法」に信号旗に関する規定がある。
「予防法」は海上衝突予防条約に基づく一般法であり、沿岸か外洋かを問わず全ての海域に適用され、国際信号書と同じく世界共通のルールである。
一方で、「海交法」「港則法」は日本の国内事情に即して制定された特別法であり、特定の海域にのみ適用される。

この中で、自衛艦が使用する信号旗は多くなく、「行先信号」と「p1(pennant one)」くらいである。
行先信号は読んで時のごとく「他船に行き先を知らせる信号」で、海交法で定められた航路に関するものと、港則法で定められた特定港に関するものがある。
まずは航路の行先信号について紹介するが、基地所在地に向かう航路で海交法が絡むのは浦賀水道航路だけである。
従って、広報で民間港に入るケースを除けば、横須賀に入港する際にしかこの信号は使用されない。
浦賀水道航路を北上して横須賀港に向かう行先信号は
第1代表旗 P旗
であり、これをマストに掲げるが、国際信号書の定める信号ではないのでアタマに回答旗は付けない。
北上船2
浦賀水道航路を北上する「こんごう」と「むらさめ」(画像はメバル警備所様から許可を得て引用)
「むらさめ」の左舷ヤードに「第1代表旗 P旗(横須賀行き)」が、「こんごう」の右舷ヤードに「第1代表旗 N旗 S旗(木更津行き)」が掲揚されている。

なお、例えば「かが」が海上公試の帰途、浦賀水道航路を北上してJMU磯子工場に向かう場合には
第2代表旗 P旗
「しらせ」が浦賀水道航路から中ノ瀬航路を経由してJMU鶴見工場に向かう場合には
第2代表旗 N旗 P旗
となる。
北上船1
浦賀水道航路を北上するコンテナ船。
「第2代表旗 N旗 S旗」を掲揚する、東京・千葉方面行きである。

港則法に定められた行先信号は、特定港における係留岸壁を示すものであり、基地所在地では函館基地隊がある函館港と阪神基地隊がある阪神港がある。
函基は函館港第1区にあり、行先信号は
第2代表旗 p1
阪基は阪神港神戸区第3工区にあり、行先信号は
第2代表旗 E旗 p3
となる。
阪基入港
阪神基地隊に入港する「つのしま」(阪神基地隊公式HPから加工して引用)
右舷3番に「p1(後述)」、左舷2番に「第2代表旗 E旗 p3」、左舷3番に「Ans旗」を掲揚している。
Ans旗については、岸壁ないし在泊艦艇が「Ans - U W p2(入港歓迎)」を掲揚しているものと思われ、それに対する解信だろう。

参考までに、観艦式で京浜港横浜区の大桟橋に係留する場合には
第2代表旗 O旗 S旗
前記のJMU鶴見工場に係留する場合は
第2代表旗 S旗 H旗
を掲揚することになる。

次に「p1」の用法であるが、これは港則法が適用される特定港の中でも特に船舶交通が著しく混雑する特定港において、航行の優先権を持つ大型船とその他の汽艇(雑種船)等とを区別するための信号である。
基地所在地で該当する特定港は阪神港のみであり、総トン数500t以上の船舶は「p1」を掲揚する。
総トン数を使用しない自衛艦にあっては、基準排水量をもってこの法を適用しているので、阪基に所属する掃海艇(基準排水量510t)は、港内においては掲揚することになる。
また、京浜港も総トン数500t以上の船舶が該当するので、前記のように横浜の大桟橋や造船所、東京の晴海に入出港する際には掲揚しなければならない。

またしても長くなってしまったので、形象物の解説は更に次回とする。

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[2017.03.16(Thu) 02:29] 艤装品の表現Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

無理? by メバル所長
途中まで、読んだのですが
何が何だか分からくなってきました\(゜ロ\)(/ロ゜)/
私には、海上自衛官は無理です。
まあ、歳のせいもあるんでしょうけど・・・・
しかし、解るようになると
自衛艦艇や船に対する興味が増すと思います。
ともあれ、お帰りなさい でいいのかな?
形象物の解説楽しみにしています。

慣れですね… by 大和甲型
ただいま帰りました!

なんでもそうですが、最初はチンプンカンプンですよね。
何回か出入港して行く中で覚えます(^ ^)
警備所沖は海交法も港則法も適用されないので、あまり見る機会はなさそうですけど…。
また、最近はAIS(船舶自動識別装置)の搭載が義務付けられているので、信号旗を見なくてもスマホやパソコンのアプリで行き先を知ることができます。

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艤装品の表現 その9「信号旗」  

自衛艦の主な行動エリアが遠く陸岸を離れた洋上ということもあって、自衛艦を直接目にする機会というのはそう多くない。
ほとんどは港内に停泊中か沿岸航行中の姿で、洋上を行く姿を見られるのは訓練展示や観艦式くらいであろう。
そんな数少ない機会でも気付くのが、マストに翻る色とりどりの旗である。
タイコンデロガ級
出港するイージス巡洋艦「アンティータム」
マストトップに軍艦旗、右舷ヤードに国際信号 Ans H 、左舷ヤードに船名符字 N A T M を掲揚している。

自衛艦に限らず、艦船は多彩な旗を使って互いに通信しており、無線技術が発達した今日にあってもその重要性は変わらない。
しかし、その詳細についは海事従事者でもなければ知る機会がなく、一般には国際信号が知られる程度である。
灰色一色になりがちな艦船模型にあってその存在感は抜群なので、是非模型でも再現して欲しいし、その意味を知ればジオラマなどでも表情をつけることができるだろう。
今回は「指揮官旗」「軍艦旗」に続き、「信号旗」について詳述する。
▼続きを読む

一般に信号旗として知られる国際信号旗は、国際信号書により規定された40種類の旗であり、A〜Zまでの文字旗26旗と0〜9の数字旗10旗、第1〜3の代表旗4旗、回答旗1旗から構成されている。
国際信号についてはWikipedia参照のこと。
なお、現行の国際信号書は1969年に制定されたものであるため、映画「コクリコ坂から」で U W を掲揚しているのは正確ではない。(映画の舞台が1963年であるため、「御安航を祈る」は W A Y)

海上自衛隊では、この他に0〜9の数字旗10旗と特別旗17旗、第4代表旗1旗を使用しているが、これはNATO軍の「戦術信号書 ATP&ACP」で定められた軍用信号である。
数字旗については、国際信号は流旗(pendant / pennant)であり、NATO信号は方旗(flag)であるため、明確に区別される。
なお、数字流旗は「p1」「p2」と表記し、「pennant one」「pennant two」と発声するのに対し、単に「1」「2」といった場合は数字方旗を指す。
このNATO信号は、国際信号旗40旗も併せて使用するため、自衛艦は計68旗の信号旗を組み合わせて掲揚していることになる。
旗の大きさは全て二幅で、方旗であれば90cm×120cmである。
1/700では1.3mm×1.7mmとなるので、市販の信号旗デカールは僅かにオーバースケールとなるが、許容誤差と思う。
しかし、NATO信号旗については、まだ販売されていないので自作するしかない。

国際信号書には、軍艦が商船と通信する場合は回答旗に続けて国際信号を掲揚するよう規定されている。
自衛艦が商船に対して「私は演習中である。私を避けよ。」を送信する際は Ans - U Y を掲揚し、「操縦の試運転」であれば Ans - R U p1を掲揚する。
「 - 」は「間索(タック)」と呼び、国際信号書では長さ約2mの揚旗線とされているが、自衛艦では90cm程度の揚旗線を使用している。
そして、海上自衛隊では、艦艇同士で国際信号を使用する際にも回答旗を冠している。
例えば、自衛艦が自衛艦に対して「航海の安全を祈る」を送信する際は、Ans - U W を掲揚することになる。
ちなみに、回答旗は「Ans」と書いて「answer」と発声する。
えい船
出港船を見送る曳船「YT-67」 マストにAns - U W が掲揚されている。

逆に言えば、回答旗が掲げられていない旗流信号は、ほとんどがNATO信号ないしは海上自衛隊が定めた信号である。(一部例外、後述)
NATO信号を定めた「戦術書 ATP」及び「信号書ACP」については、秘文書に指定されており内容は非公開である。
従って、多くを語ることはできないので、概要については公開されている情報として国会答弁を引用する。
「ACP、すなわちAllied communcation Publication あるいはATP、Allied Tactical Publicationでございますが、こういった文書、すなわち米国の海軍が自由主義諸国の海軍と行動をともにする際に、相互の連携というのを円滑にいたしますために米国海軍が作成した文書でございまして、通称ACPにつきましては、標準的な通信要領、それからまたATPにつきましては標準的な戦術要領、これが定められておるわけでございます。」
海自が定めた信号については、「海上自衛隊信号通信実施要領」(通称「信通」)により定められており、これも注意文書(非公開)である。
まきなみ見送り
横須賀を出港する護衛艦「まきなみ」
国際信号を掲げる曳船に対して、「まきなみ」が掲揚しているU旗1流は軍用信号である。

思いの外、長くなってしまったので、模型資料としての掲揚例については日を改めて記述する。

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[2017.02.12(Sun) 13:59] 艤装品の表現Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

さすがプロ by メバル所長
待ってました、プロのこぼれ話!
何故、NATO信号を定めた「戦術書 ATP」及び「信号書ACP」が秘文書なのか良く分かりません。
西側諸国の海軍は、当然、同文書に従って方旗を揚げているんでしょうし、海自が定めた「信通」を含めて、秘密にするほどの内容なのでしょうか?
更に良く理解できないのが、国会答弁。
読み直してみても、言いたい事が良く分かりません。わざとそういう風に答えているのでしょうかね(・・?

お待たせしました(笑) by 大和甲型
戦術書というのは、国際信号書のような単なる符号の羅列ではなく、戦闘時の戦術行動に関する規約が記されておりますので、同盟国以外には公開されません。
また、この信号は旗流信号にも適用されますが、メインで使われるのは無線通信による音声交話です。
西側諸国はお互いにAPを持っていますので、僚艦とは信号により統制されますが、例えばロシアや中国がその通信を傍受しても内容を知ることはできません。
信通についても同様で、信号の送受信の手順そのものを規定した文書ですので、これが漏洩しますと自衛隊の使用する信号通信がバレてしまうことなります。
信号書は、日本海軍でも機密扱いでした。(それが漏れて大変なことになりました)

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1/700 やまぐも型護衛艦「まきぐも」(S45年時) その3 

さてさて、サクッとは完成しませんでしたが、いつもよりは良いペースで進んでおります。
「まきぐも」の続きです。
ちなみに、なんで「まきぐも」にしたのかと言うと、同型艦の中で最も差別化がしやすかったからです。詳細は後述。

まきぐも3
船体の塗装と細かい艤装を並行して進めております。
前回の反省から、外舷色はMR.カラーのミディアムシーグレーにしてみました。
実際の色味とはちょっと違いますが、雰囲気は出ていると思います。
そのうち新発売の自衛艦カラーセットも使ってみたいですね。
▼続きを読む

ファンネルキャップ
前部煙突に0.3mmプラ棒でファンネルキャップを再現しました。
これを装備しているのは、「くも」クラスの中でも「まきぐも」だけで、大きな特徴となっています。
実際はフェンス状の囲いで覆われていますが、稀に取り外している写真もあるようなので、今回は骨組みのみ作りつけています。
ファンネルキャップの装備理由は判然としません。
大馬力ディーゼル艦の2番艦ということで、試験的な装備だったのではないかと思います。
これ以降のディーゼル艦には見られないことから、大きな効果はなかったようですが…。
また、前回、書くのを忘れていましたが、メインマストの接地部(最下段)はハの字型に広がっているので、下端が煙路室と同じ幅になるくらいまでキットパーツを曲げて加工しています。

前部ポスト
艦橋の窓は、今までブラックで塗りつぶしていましたが、今回は海面が窓ガラスに反射してるイメージでネイビーブルーにしてみました。
3in速射砲のガラス部も同様です。
前部補給ポストは、キットパーツでは太すぎるので0.3mmプラ棒にて作り直しました。
甲板上の戦闘通路は、就役時を再現したキットのモールドに従い、佐世保工廠色を塗装しています。
昭和45年当時は、白線はありません。
正確には、ベタ塗りではなく、積まれたレンガのように長方形の滑止めシートを互い違いに敷き詰めたような施工法でしたが、今回は割愛しています。
また、当時は錨甲板にも戦闘通路が描かれているので、これを再現しました。

後部ポスト
後部の補給ポストは、太いとか以前に形が全然違うのでプラ材で作り直しています。
船体中心線より右舷に寄っていて、左右非対称です。
実は前部煙突後面の補給ポストも左右非対称なのですが、今回はキットのままとしています。
後部の戦闘通路は、VDS搭載後のパターンが分からなかったので、就役時のものを参考に想像で塗装しています。

ファンネルキャップ作ったり補給ポスト新造したり、素組みという話はどこへ行ったのか…。

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[2017.01.29(Sun) 23:59] 艦船模型Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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1/700 やまぐも型護衛艦「まきぐも」(S45年時) その2 

再びの週末…。
思うように進みません。
中学生の頃は3日で完成とかやってたんですがね。。。

まきぐも
マストが組み終わりました。
大きな変化はそれぐらい?
以下、細かく見ていきます。
▼続きを読む

艦橋
メインマストは、キットのものをベースにして、省略されたトラスを0.3mmプラ丸棒で再現しています。
が、実は側面のトラス構造、前後が逆になっております。
これを直すには、トラスを削り取って組み直すしかありませんが、言われなければ気付かないので今回はパスしました。
ピットも後からミスに気付いたようで、専用エッチングパーツのメインマストは正しく再現されています。
楽したい場合はエッチングをどうぞ。
そして、艦橋構造物の塗装に入りました。
全体的に暗すぎたようで、これから調整して塗り直します。

マスト
使用したのは、
壁面:ニュートラルグレー、甲板:呉海軍工廠色、戦闘通路:佐世保海軍工廠色
です。
海自グレーが手元になくて手抜きしました。
その結果がこれだよ!!
クレオスの自衛艦専用色を試してみたい今日この頃。
なお、旗甲板の戦闘通路については、S45年時のパターンを確認できませんでしたので、公試運転時のものを再現しています。
白線はなしです。
滑り止めは、当時は硅砂ではなく、紙ヤスリみたいな樹脂(?)をレンガ模様のようなパターンで貼付していました。
1/700では細かすぎるため、ただの濃いめのグレーで茶を濁す所存。
あと、細かいことですが、この頃の1番方位盤の側幕(キャンバス)は前半分しかありませんでしたので、台座パーツの後ろ半分を切除しています。

OPS11前
対空捜索レーダーであるOPS-11です。
キットパーツのままでは、剣山のようであまりにも実感に欠けるので、ちょっと加工します。
この空中線は極めて独創的・特徴的な形状で、一つの見どころになるので、手持ちのエッチングパーツに余裕があれば、そちらを強くお勧めします。

OPS11後ろ
0.3mmプラ棒と伸ばしランナーで、省略されていた前面側の空中線を再現しました。
全部はとても無理ですが、これだけでも雰囲気は出るかと思います。

VDS
艦尾のVDSフィッシュのレセスです。
キットでは、上甲板のオーバーハングは再現していますが、肝心のレセスについてはヒケと見間違えそうな凹みがあるだけです。
ここは、S45年時の特徴でもあるので、ナイフで彫り込んでレセス上部を開口し、下部はは筋彫りで観音扉を再現します。
なお、VDSとは可変深度ソーナーの略で、送受波器を艦尾から曳航して使用します。
この送受波器を収めた曳航体をフィッシュと呼び、レセスはその格納庫になります。
今回、フィッシュの再現はしていません。

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[2017.01.15(Sun) 20:31] 艦船模型Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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1/700 やまぐも型護衛艦「まきぐも」(S45年時) その1 

予告しておりました、サクッと素組に失敗して泥沼化している新作でございます。

まきぐも建造中
38DDKこと「まきぐも」です。
やまぐも型対潜護衛艦の2番艦で、いわゆる前期型に当たります。
使用キットは、インジェクション唯一となるピッロードの「やまぐも」です。
やまぐも型は数度に渡り改装されていますが、キットの状態は概ね最終時に準じています。
ただし、艦橋前の洋上補給装置がS56年に換装されていますが、キットでは就役時のものが再現されていますので注意が必要です。
▼続きを読む

もう初っ端から素組じゃなくなってますが、製作記にお付き合い下さい(笑)

キット艦尾
これは前期型・後期型ともに共通する加工です。
このキットは、みねぐも型とのコンパチである関係上、32番砲(3インチ速射砲2番砲)の砲座が別パーツとなっております。
これは本来、甲板に直付けですので、ブルワーク以外の部分を削り取ります。

ブルワーク改造後
位置合わせのため、甲板のガイドモールドは残しておきます。
削りついでに、成型の都合でブルワークの断面が台形になっているので、垂直を出します。
また、艦尾もコンパチで別パーツなので、合わせ目処理を入念に行います。
艦尾はS44年にVDSを後日装備しているので、就役時を再現する場合はオーバーハングのない方を取り付けます。

艦首
これは前期型に共通する加工です。
艦首錨のベルマウスが省略されているので、錨の接着位置に0.4mm径の穴を開け、その周囲にゼリー状接着剤を盛り付けてベルマウスを再現します。
通常、ベルマウスを再現する場合は輪切りのプラ丸棒を使うのですが、艦首錨のように歪な形状のベルマウスの再現には、この方法が良いかと思います。
また、左舷錨はアンカーレセスに格納されていますので、定位置にレセスを彫り込んでやります。
キットの錨は収まりきらないので、一回り小さく加工しました。
ナノドレッドを使っても良いでしょう。

艦橋前
艦橋窓のモールドが浅かったので、彫り込んで強調しています。
S40年代はチャフランチャーを装備していないので、旗甲板にあるチャフランチャー用の張り出しは切除します。
方位盤後方の構造物はチャフ弾庫なので、これも削り取ります。

旗甲板
チャフ弾庫を削除し、0.5mmプラ板で信号員待機所を再現しました。
合わせて、方位盤の高さが足りなかったので嵩上げしています。

武器類
武装類です。
完成後も旋回できるように、軸に真鍮線を挿しています。
今は亡きボフォース対潜ロケットは、台座と砲架が一体成型されているので、少しでも別パーツに見えるよう余分を削りこんでいます。
それと、0.4mmのドリルで砲口を開けています。
3インチ速射砲ですが、32番砲のみ砲側に射撃レーダーのレドームを装備しています。
これはキットでは再現されていないので、ピットの新武装セットからパーツを流用しています。

最近の護衛艦は、ステルスだかなんだか知りませんが、のっぺりしていてあまり好きになれません。
2次防艦は、いかにも戦闘艦らしくてかっこいいですね。

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[2017.01.12(Thu) 23:59] 艦船模型Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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悔恨 

私は本当に馬鹿な人間である。
過去から学ばないと言うか、喉元過ぎれば何とやらと言うか。

何かに行き詰まり、その気分転換に新しく何かを始めたところでなんの解決にもならないのである。
どうでもいいから、すでに山積している問題を少しずつ処理していけと。
それが何故できないのか。

はい、性懲りもなく新たに起工しました。
▼続きを読む

昨年はWLの完成品なしという惨憺たる結果で、作りかけばかりが溜まっているのですが、気分転換にサクッと素組でもして景気よく新年を迎えようと思ったわけです。
なんなら金曜夜から始めて、三連休で完成させてやろうと。

が、結局、何を作るか決めるのに1日目を使ってしまい、2日目は製作年時の決定とリサーチに費やしてしまいました。
いや、リサーチとかしてるあたりで、もはや素組する気ねーだろという話ですが…。
土曜の昼過ぎまで資料の整理をして夕方にようやく起工。
今日の夜で船体・構造物の修正工作が終わりました。
いや、だから修正工作(ry
これはもう、気軽に素組できない病気なんじゃないかとさえ思えます。
無邪気に説明書どおり組んでた、あの頃に戻りたい…。

さて、散々もったいぶって、結局なにを作り始めたかというと、
以下、次号。

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[2017.01.09(Mon) 23:59] 艦船模型Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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年の瀬 

2ヶ月もぶん投げて平然と帰ってきました、サボタージュ係海曹こと大和甲型です。
あいつは口先だけだと部隊でも評判のナイスガイです。

さて、2016年もあと1時間となりました。
結局1隻も完成しないどころか、「むらさめ」を起工するだけして放置というソ連海軍もビックリなソ連艦ぶり!
ち、違うんだ。
年に2回も引越しがあって、後半はプラモ作ってる場合じゃなかったんだ。
俺は悪くない!!!

あ、実は1隻だけ就役したのがあるんですが、職場の図上演習用に作ったやつなんで流石にブログには載せにくいのです…。
▼続きを読む


未掲載だったけど、ネタで作って完成しなかったやつ。
はい、11m型作業艇のフィギュアです。
ネオジム磁石でも仕込んで、キャラクターマグネットにしてやろうと画策しました。
塗装半ばで引越し…。

来年は腰を落ち着けられるかな?
今年みたいなバタバタはやだな(´・ω・`)

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[2016.12.31(Sat) 22:51] 艦船模型Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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艤装品の表現 その8 「戦闘通路(滑り止め)の塗装」  

かなり以前から議論されている感のあるネタである。
自衛艦の戦闘通路、上甲板の白線の内側は何色なのか?
一昔前には、かなり暗い色であるジャーマングレーを塗るのがメジャーであったと思う。
これは当時、現用艦をほぼ独占していたピットロードの塗装指示による影響だろう。
しかし、最近では二通りの勢力があり、意見が割れている。
一方は、暗い灰色は滑り止めの凹凸で色味が変わっただけで、塗色自体はデッキと同色であるとするもの。
他方は、滑り止め塗装に専用の塗料を用いているので、塗色自体が違うとするもの。
モデルアート誌やモデルグラフィックス誌などで、どちらも現役自衛官の証言として伝えられており、一体どちらが正しいのかと言ったところである。
▼続きを読む

前にも述べた通り、自衛艦の塗装というのは個艦ごとに細部が違うため、例外がないとは断言できない。
その上で私の経験から言えば、基本的には前者が正しい。
ただし、後者も半分は正しい。
模型誌のライターがどのように質問したかは分からないが、乗員は「デッキと滑り止めは同じ色ですか?」と聞かれれば「Yes」だし、「滑り止めには専用のペンキを塗っていますか?」と聞かれても「Yes」と答えただろう。

これは、滑り止め塗装の手順を知れば理解が早い。
まず、甲板全体にデッキ色を塗る。
乾燥後、戦闘通路となる部分を養生テープでマスキングする。
そして、戦闘通路に再度デッキ色を塗りながら、乾く前に硅砂を満遍なく撒いていく。(ペンキが接着剤になる)
また乾燥させて、今度は撒いた硅砂の上から「シャブ」とか「シャバ」とか言われる専用塗料を塗る。
もちろん覚醒剤のことではなく、硅砂に染み込むようにシンナーで“シャバシャバ”に薄めたデッキ塗料である。(シャブに対し、薄めていないペンキを「生」「生ペン」などと呼ぶ)
これを塗り重ねることで、ペンキによって硅砂が固着し、強い滑り止めとなる訳だ。
最後に養生テープを剥がし、生のデッキ色で上塗りして仕上げとなる。
つまり、専用のペンキは確かに使うが、色はデッキ色と変わらない。

本当は作業中の写真を見れば一目瞭然なのだろうが、勤務中に写メを撮り、それをブログにアップなどしようものなら問答無用で服務規律違反となってしまうので、文章で紹介するにとどめる。

この記事は、模型において戦闘通路を違う塗料で塗ることを否定するものではない。
ペンキがどうあれ、滑り止めの凹凸によって戦闘通路の色味が違って見えるのは事実であり、それを模型に落とし込むのは表現法の一つだと思うからだ。
ただし、凹凸による色味の違いは「暗く見える」だけではないことも知っておいて欲しい。
光の当たり方で「明るく」も見えるし、デッキとの「ツヤの違い」程度に見えることもある。
模型における戦闘通路の表現は、もっと多様化してもいいと思う。

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[2016.05.05(Thu) 23:59] 艤装品の表現Trackback(0) | Comments(4) 見る▼
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COMMENT

へ~ by メバル所長
護衛艦の滑り止めの方法は、警備所の回廊(まあ、ベランダとも言いますが)と一緒ですね。
回廊の防水剤を兼ねた緑色の塗装に、砂を撒いて滑り止めにしてあります。確かに、見た目の色は違います。それに汚れが付きやすく違う色に見えます。現在は、黄砂の影響か黄色ぽい色合いです。
しかし、滑り止めの御蔭で掃除が大変です。黄砂もそうですが、鳥のフンやら何やらがデッキブラシで擦っても取れなくて往生します。(-_-;)

教えてください by メバル所長
私のブログで、海上自衛隊の旗の揚げ方、降ろし方が話題になっています。
現役の方に訊かないと、分からない事なので教えてください。

1.午前8時の揚げ方、日没時の降ろし方?の時は、艦内いる全員が後甲板に集合するのでしょうか
 ①基地内で停泊中の自衛艦の場合
 ②沖止めの場合

2.基地自体には、日章旗が揚げられていると思いますが、その揚げ方、降ろし方の時には、陸上自衛隊のように、その場で直立し日章旗の方向に向くのでしょうか

3.自衛艦では自衛艦旗に比べ日章旗が冷遇されている気がしますが、旧海軍からの伝統でしょうか、それとも何か理由があるのでしょうか

以上、お暇な時にお願いたします。
また、結果は私のブログに掲載させて頂きたいと思います。よろしいでしょうか

追加質問 by メバル所長
たびたび申し訳ありません。
4.前記1の①②の場合、艦内に残っている隊員が居るとすると、その隊員は、自衛艦旗の方向を向いて直立するのでしょうか

5.後甲板に集合する隊員と、艦内に残る隊員の区分はどのように分けるのでしょうか

お待たせしました(^^; by 大和甲型
長いこと返信できず、すみませんでした。
仕事の方は、ようやく一段落しました。

>回廊の防水剤を兼ねた緑色の塗装に、砂を撒いて滑り止めにしてあります。
艦艇の浴室と同じ塗装ですね!
確かに掃除は大変です。
黄砂、鳥の糞、ディーゼル艦が近くにいると煙突のススなどなど…。
最終的には塗り直しちゃいますけどね(笑)

質問に対する回答は、コメント欄では長くなるため改めて記事を書こうかと思います。
引用・転載はしていただいて構いません(^^)

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1/1250 むらさめ型護衛艦「むらさめ」(就役時) その4 

今年度、最後の更新となります。
ホント、1年って早い。

むらさめ中部
いよいよ最終段階、艦中央部を作り始めました。
右上がキット素組みですが、SSM-1Bキャニスターの造形があまりに酷すぎるので、プラ材で新造しました。
キットのままだと装備位置も間違っているので注意してください。
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ブラストディフレクター
まずは、ブラストディフレクターが省略されているので再現します。
使用したのは、0.14mm厚プラストライプです。
寸法や形状は、写真を参考にした現物合わせになります。

SSM-1Bの製作
キャニスター自体は0.3mmプラ丸棒です。
4本を束にして接着した後、伸ばしランナーで固定用の架台を作りつけました。
ぐるっと巻くと丸くなってしまうので、一辺づつカットして正方形にします。
低粘度の両面テープで作業台に固定すると、作業しやすいです。
極小パーツを扱う場合、カッターマットだと柔らかすぎて切断時にめり込んでしまいますので、私は百均の下敷きを使っています。
適度な硬さでエッチングパーツや金属線のカットにも対応できますし、スチロール系接着剤をこぼしても溶けづらいのでプラモ製作に適していると思います。
買い替えコストもかかりませんし。

米粒サイズ(笑)
ちなみに、このくらいの大きさです。
昔(と言っても20年くらい前)、米粒に字を書く人が話題になりましたが、米粒サイズのSSMを作ることになるとは(笑)
作業にはルーペとピンセットが欠かせません。


さて、この後、張り線してホイップアンテナを付けたら完成!
…の予定だったのですが(´・ω・`)
マストに揚旗線を張っている最中に、手がマストトップに当たってタカンが破損!
実はマストトップを折ったのは6回目で、さすがに強度不足は明白なので真鍮線で作り直すことにしました。
が、この作業中にマスト自体が倒壊、張り終えた揚旗線も切断…。
モチベーション急降下で現在に至ります。
完成目前でこれかよ…!

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[2016.03.31(Thu) 23:59] 1/1250 現用艦船Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

クー、シビレル! by メバル所長
1/1250の「きりさめ」に揚旗線を張るの~!?
目を悪くしない様に!
お仕事に差し支えが出ますよ。

し、しびれる(指先が by 大和甲型
揚旗線は、メタルリギングという0.015mmの金属線を使います。
もはやiPhoneのカメラでは撮影できないレベルの細さで、写真で見ても見栄えしないかも知れません(笑)
昔に比べて手元のピント調節が苦手になってきました…。
でも、遠くはハッキリ見えますよ!(老眼)

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