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1/700 やまぐも型護衛艦「まきぐも」(S45年時) その1 

予告しておりました、サクッと素組に失敗して泥沼化している新作でございます。

まきぐも建造中
38DDKこと「まきぐも」です。
やまぐも型対潜護衛艦の2番艦で、いわゆる前期型に当たります。
使用キットは、インジェクション唯一となるピッロードの「やまぐも」です。
やまぐも型は数度に渡り改装されていますが、キットの状態は概ね最終時に準じています。
ただし、艦橋前の洋上補給装置がS56年に換装されていますが、キットでは就役時のものが再現されていますので注意が必要です。
▼続きを読む

もう初っ端から素組じゃなくなってますが、製作記にお付き合い下さい(笑)

キット艦尾
これは前期型・後期型ともに共通する加工です。
このキットは、みねぐも型とのコンパチである関係上、32番砲(3インチ速射砲2番砲)の砲座が別パーツとなっております。
これは本来、甲板に直付けですので、ブルワーク以外の部分を削り取ります。

ブルワーク改造後
位置合わせのため、甲板のガイドモールドは残しておきます。
削りついでに、成型の都合でブルワークの断面が台形になっているので、垂直を出します。
また、艦尾もコンパチで別パーツなので、合わせ目処理を入念に行います。
艦尾はS44年にVDSを後日装備しているので、就役時を再現する場合はオーバーハングのない方を取り付けます。

艦首
これは前期型に共通する加工です。
艦首錨のベルマウスが省略されているので、錨の接着位置に0.4mm径の穴を開け、その周囲にゼリー状接着剤を盛り付けてベルマウスを再現します。
通常、ベルマウスを再現する場合は輪切りのプラ丸棒を使うのですが、艦首錨のように歪な形状のベルマウスの再現には、この方法が良いかと思います。
また、左舷錨はアンカーレセスに格納されていますので、定位置にレセスを彫り込んでやります。
キットの錨は収まりきらないので、一回り小さく加工しました。
ナノドレッドを使っても良いでしょう。

艦橋前
艦橋窓のモールドが浅かったので、彫り込んで強調しています。
S40年代はチャフランチャーを装備していないので、旗甲板にあるチャフランチャー用の張り出しは切除します。
方位盤後方の構造物はチャフ弾庫なので、これも削り取ります。

旗甲板
チャフ弾庫を削除し、0.5mmプラ板で信号員待機所を再現しました。
合わせて、方位盤の高さが足りなかったので嵩上げしています。

武器類
武装類です。
完成後も旋回できるように、軸に真鍮線を挿しています。
今は亡きボフォース対潜ロケットは、台座と砲架が一体成型されているので、少しでも別パーツに見えるよう余分を削りこんでいます。
それと、0.4mmのドリルで砲口を開けています。
3インチ速射砲ですが、32番砲のみ砲側に射撃レーダーのレドームを装備しています。
これはキットでは再現されていないので、ピットの新武装セットからパーツを流用しています。

最近の護衛艦は、ステルスだかなんだか知りませんが、のっぺりしていてあまり好きになれません。
2次防艦は、いかにも戦闘艦らしくてかっこいいですね。

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[2017.01.12(Thu) 23:59] 艦船模型Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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悔恨 

私は本当に馬鹿な人間である。
過去から学ばないと言うか、喉元過ぎれば何とやらと言うか。

何かに行き詰まり、その気分転換に新しく何かを始めたところでなんの解決にもならないのである。
どうでもいいから、すでに山積している問題を少しずつ処理していけと。
それが何故できないのか。

はい、性懲りもなく新たに起工しました。
▼続きを読む

昨年はWLの完成品なしという惨憺たる結果で、作りかけばかりが溜まっているのですが、気分転換にサクッと素組でもして景気よく新年を迎えようと思ったわけです。
なんなら金曜夜から始めて、三連休で完成させてやろうと。

が、結局、何を作るか決めるのに1日目を使ってしまい、2日目は製作年時の決定とリサーチに費やしてしまいました。
いや、リサーチとかしてるあたりで、もはや素組する気ねーだろという話ですが…。
土曜の昼過ぎまで資料の整理をして夕方にようやく起工。
今日の夜で船体・構造物の修正工作が終わりました。
いや、だから修正工作(ry
これはもう、気軽に素組できない病気なんじゃないかとさえ思えます。
無邪気に説明書どおり組んでた、あの頃に戻りたい…。

さて、散々もったいぶって、結局なにを作り始めたかというと、
以下、次号。

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[2017.01.09(Mon) 23:59] 艦船模型Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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年の瀬 

2ヶ月もぶん投げて平然と帰ってきました、サボタージュ係海曹こと大和甲型です。
あいつは口先だけだと部隊でも評判のナイスガイです。

さて、2016年もあと1時間となりました。
結局1隻も完成しないどころか、「むらさめ」を起工するだけして放置というソ連海軍もビックリなソ連艦ぶり!
ち、違うんだ。
年に2回も引越しがあって、後半はプラモ作ってる場合じゃなかったんだ。
俺は悪くない!!!

あ、実は1隻だけ就役したのがあるんですが、職場の図上演習用に作ったやつなんで流石にブログには載せにくいのです…。
▼続きを読む


未掲載だったけど、ネタで作って完成しなかったやつ。
はい、11m型作業艇のフィギュアです。
ネオジム磁石でも仕込んで、キャラクターマグネットにしてやろうと画策しました。
塗装半ばで引越し…。

来年は腰を落ち着けられるかな?
今年みたいなバタバタはやだな(´・ω・`)

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[2016.12.31(Sat) 22:51] 艦船模型Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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艤装品の表現 その8 「戦闘通路(滑り止め)の塗装」  

かなり以前から議論されている感のあるネタである。
自衛艦の戦闘通路、上甲板の白線の内側は何色なのか?
一昔前には、かなり暗い色であるジャーマングレーを塗るのがメジャーであったと思う。
これは当時、現用艦をほぼ独占していたピットロードの塗装指示による影響だろう。
しかし、最近では二通りの勢力があり、意見が割れている。
一方は、暗い灰色は滑り止めの凹凸で色味が変わっただけで、塗色自体はデッキと同色であるとするもの。
他方は、滑り止め塗装に専用の塗料を用いているので、塗色自体が違うとするもの。
モデルアート誌やモデルグラフィックス誌などで、どちらも現役自衛官の証言として伝えられており、一体どちらが正しいのかと言ったところである。
▼続きを読む

前にも述べた通り、自衛艦の塗装というのは個艦ごとに細部が違うため、例外がないとは断言できない。
その上で私の経験から言えば、基本的には前者が正しい。
ただし、後者も半分は正しい。
模型誌のライターがどのように質問したかは分からないが、乗員は「デッキと滑り止めは同じ色ですか?」と聞かれれば「Yes」だし、「滑り止めには専用のペンキを塗っていますか?」と聞かれても「Yes」と答えただろう。

これは、滑り止め塗装の手順を知れば理解が早い。
まず、甲板全体にデッキ色を塗る。
乾燥後、戦闘通路となる部分を養生テープでマスキングする。
そして、戦闘通路に再度デッキ色を塗りながら、乾く前に硅砂を満遍なく撒いていく。(ペンキが接着剤になる)
また乾燥させて、今度は撒いた硅砂の上から「シャブ」とか「シャバ」とか言われる専用塗料を塗る。
もちろん覚醒剤のことではなく、硅砂に染み込むようにシンナーで“シャバシャバ”に薄めたデッキ塗料である。(シャブに対し、薄めていないペンキを「生」「生ペン」などと呼ぶ)
これを塗り重ねることで、ペンキによって硅砂が固着し、強い滑り止めとなる訳だ。
最後に養生テープを剥がし、生のデッキ色で上塗りして仕上げとなる。
つまり、専用のペンキは確かに使うが、色はデッキ色と変わらない。

本当は作業中の写真を見れば一目瞭然なのだろうが、勤務中に写メを撮り、それをブログにアップなどしようものなら問答無用で服務規律違反となってしまうので、文章で紹介するにとどめる。

この記事は、模型において戦闘通路を違う塗料で塗ることを否定するものではない。
ペンキがどうあれ、滑り止めの凹凸によって戦闘通路の色味が違って見えるのは事実であり、それを模型に落とし込むのは表現法の一つだと思うからだ。
ただし、凹凸による色味の違いは「暗く見える」だけではないことも知っておいて欲しい。
光の当たり方で「明るく」も見えるし、デッキとの「ツヤの違い」程度に見えることもある。
模型における戦闘通路の表現は、もっと多様化してもいいと思う。

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[2016.05.05(Thu) 23:59] 艤装品の表現Trackback(0) | Comments(4) 見る▼
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へ~ by メバル所長
護衛艦の滑り止めの方法は、警備所の回廊(まあ、ベランダとも言いますが)と一緒ですね。
回廊の防水剤を兼ねた緑色の塗装に、砂を撒いて滑り止めにしてあります。確かに、見た目の色は違います。それに汚れが付きやすく違う色に見えます。現在は、黄砂の影響か黄色ぽい色合いです。
しかし、滑り止めの御蔭で掃除が大変です。黄砂もそうですが、鳥のフンやら何やらがデッキブラシで擦っても取れなくて往生します。(-_-;)

教えてください by メバル所長
私のブログで、海上自衛隊の旗の揚げ方、降ろし方が話題になっています。
現役の方に訊かないと、分からない事なので教えてください。

1.午前8時の揚げ方、日没時の降ろし方?の時は、艦内いる全員が後甲板に集合するのでしょうか
 ①基地内で停泊中の自衛艦の場合
 ②沖止めの場合

2.基地自体には、日章旗が揚げられていると思いますが、その揚げ方、降ろし方の時には、陸上自衛隊のように、その場で直立し日章旗の方向に向くのでしょうか

3.自衛艦では自衛艦旗に比べ日章旗が冷遇されている気がしますが、旧海軍からの伝統でしょうか、それとも何か理由があるのでしょうか

以上、お暇な時にお願いたします。
また、結果は私のブログに掲載させて頂きたいと思います。よろしいでしょうか

追加質問 by メバル所長
たびたび申し訳ありません。
4.前記1の①②の場合、艦内に残っている隊員が居るとすると、その隊員は、自衛艦旗の方向を向いて直立するのでしょうか

5.後甲板に集合する隊員と、艦内に残る隊員の区分はどのように分けるのでしょうか

お待たせしました(^^; by 大和甲型
長いこと返信できず、すみませんでした。
仕事の方は、ようやく一段落しました。

>回廊の防水剤を兼ねた緑色の塗装に、砂を撒いて滑り止めにしてあります。
艦艇の浴室と同じ塗装ですね!
確かに掃除は大変です。
黄砂、鳥の糞、ディーゼル艦が近くにいると煙突のススなどなど…。
最終的には塗り直しちゃいますけどね(笑)

質問に対する回答は、コメント欄では長くなるため改めて記事を書こうかと思います。
引用・転載はしていただいて構いません(^^)

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1/1250 むらさめ型護衛艦「むらさめ」(就役時) その4 

今年度、最後の更新となります。
ホント、1年って早い。

むらさめ中部
いよいよ最終段階、艦中央部を作り始めました。
右上がキット素組みですが、SSM-1Bキャニスターの造形があまりに酷すぎるので、プラ材で新造しました。
キットのままだと装備位置も間違っているので注意してください。
▼続きを読む

ブラストディフレクター
まずは、ブラストディフレクターが省略されているので再現します。
使用したのは、0.14mm厚プラストライプです。
寸法や形状は、写真を参考にした現物合わせになります。

SSM-1Bの製作
キャニスター自体は0.3mmプラ丸棒です。
4本を束にして接着した後、伸ばしランナーで固定用の架台を作りつけました。
ぐるっと巻くと丸くなってしまうので、一辺づつカットして正方形にします。
低粘度の両面テープで作業台に固定すると、作業しやすいです。
極小パーツを扱う場合、カッターマットだと柔らかすぎて切断時にめり込んでしまいますので、私は百均の下敷きを使っています。
適度な硬さでエッチングパーツや金属線のカットにも対応できますし、スチロール系接着剤をこぼしても溶けづらいのでプラモ製作に適していると思います。
買い替えコストもかかりませんし。

米粒サイズ(笑)
ちなみに、このくらいの大きさです。
昔(と言っても20年くらい前)、米粒に字を書く人が話題になりましたが、米粒サイズのSSMを作ることになるとは(笑)
作業にはルーペとピンセットが欠かせません。


さて、この後、張り線してホイップアンテナを付けたら完成!
…の予定だったのですが(´・ω・`)
マストに揚旗線を張っている最中に、手がマストトップに当たってタカンが破損!
実はマストトップを折ったのは6回目で、さすがに強度不足は明白なので真鍮線で作り直すことにしました。
が、この作業中にマスト自体が倒壊、張り終えた揚旗線も切断…。
モチベーション急降下で現在に至ります。
完成目前でこれかよ…!

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[2016.03.31(Thu) 23:59] 1/1250 現用艦船Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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クー、シビレル! by メバル所長
1/1250の「きりさめ」に揚旗線を張るの~!?
目を悪くしない様に!
お仕事に差し支えが出ますよ。

し、しびれる(指先が by 大和甲型
揚旗線は、メタルリギングという0.015mmの金属線を使います。
もはやiPhoneのカメラでは撮影できないレベルの細さで、写真で見ても見栄えしないかも知れません(笑)
昔に比べて手元のピント調節が苦手になってきました…。
でも、遠くはハッキリ見えますよ!(老眼)

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1/1250 むらさめ型護衛艦「むらさめ」(就役時) その3 

「かが」と違って完成が見えてきました(笑)
今年度中に竣工するかな…?

艦橋ウイング
艦橋窓やマストのトラスなどにエナメル塗料でスミイレしてみるも、サイズがサイズだけに拭き取りに失敗(ー ー;)
ということで、アクリルの黒を塗ったあとから外舷色をドライブラシしました。
モールドにメリハリがついたと思います。
また、艦橋ウィングが寂しかったので伸ばしランナーで双眼鏡を追加したんですが、スマホのカメラだと小さすぎて写らないですね(^^;
作り方は、2本並べた伸ばしランナー(直径0.1mmくらい)を接着して長さ1mmくらいにカットして脚をつけるという昔ながらの方法です。
第1煙突の両舷には、内火艇ダビットを作り始めました。
0.3mmプラ角棒を主要しています。
▼続きを読む

ボートダビット
さらにディティールを追加してボートダビットが完成しました。
クレードルはもっと複雑な形状ですが、内火艇を接着したら見えなくなるので割愛しています。
手抜きじゃないですよ、手抜きじゃ(ぉ
クレードル直下のドラム部は、架台より少し太いので0.5mmプラ丸棒にしました。

救命筏架台
削除した救命筏の架台を再生します。
これも伸ばしランナーです。
所定の長さに切った伸ばしランナーをピンセットで「くの字」に曲げたものを大量生産し、形の揃ったものをペアにして使用しました。
通常のプラ用接着剤で上甲板に固定した後、位置を微調整して流し込み接着剤で構造物側に接着すると綺麗に仕上がります。

救命筏コンテナ
救命筏のコンテナを設置します。
0.5mmプラ丸棒が丁度いいサイズでした。
本来は円柱ではなく角の取れた俵型なのですが、小さすぎて加工は断念しました…。

次回は、ずっと先延ばししてきたSSM関係を作っていきます。

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[2016.03.09(Wed) 19:17] 1/1250 現用艦船Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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仕事=趣味 by メバル所長
という知人が居ます。
仕事―東京湾内の小型タンカーの船長
趣味―地元に帰って来て、所有している釣り船で沿岸及び島周りで釣り三昧

甲型さんの作業の過程を見ていて
彼を思い出しました。
本当に、好きなんですね。
業務を終えて、疲れた体で
ウ~ン、ここまでやるのか?
と言った感じです。
勿論、就役を楽しみにしています。

理想ですね。 by 大和甲型
返信が遅れました。
仕事を趣味にできる、というのは理想的な環境だと思います。
一方で、趣味を仕事にすると趣味を嫌いになってしまうというのもよく聞く話で、困難であるとともに勇気の要ることでもありますね。
私の場合は、例えば模型製作を仕事にしていたら、おそらく模型を嫌いになっていたのではないかと…。
趣味は模型、仕事は艦艇乗りというバランスが、我ながら最高のチョイスだったなと感じています(笑)

仕事でタンカー、趣味で釣り船!
その知人の方も人生を謳歌していますね。
私も定年後は商船で働こうかと、海技士免許の取得を計画中です’(^^)

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1/1250 むらさめ型護衛艦「むらさめ」(就役時) その2 

「むらさめ」は、久々の更新となりました。
いつも通りの建造ペースですね(笑)

全景
基本塗装、というか改造箇所のタッチアップを終えました。
現用艦船キットコレクションの厳密な使用色は分かりませんが、外舷はニュートラルグレーとフラットホワイトの混色で、デッキ色はダークシーグレーでそれぞれ代用可能なようです。
遠目には違和感なく馴染んでますので、素組みの際のゲート跡のタッチアップにも使えると思います。
▼続きを読む

白線
今回、内火艇ダビットと救命筏はプラ材で新造します。
元々のモールドは埋めたり削ったりしましたので、上甲板の白線を再生しなければなりません。
とは言え、修正箇所は多くないので、細切れにしたマスキングテープを併用して1本ずつ筆塗りしました。
全面再塗装の場合は、スジ彫りの方が現実的かもしれません。
白線は、フラットホワイトだとコントラストが強すぎて粗が目立つので、ガルグレーで塗装しました。
主張しすぎない感じで、タッチアップには丁度いいです。

格納庫付近
格納庫付近もディテールアップします。
CIWSやレドームは、艦橋と同様ナイフで削ってシャープに。
銃身は伸ばしランナーです。
水平灯はモールドを削り取り、0.3mmプラ角棒&0.5mm丸棒で作り変えます。
FCS-2の台座は高さが足りないようでしたので、写真を参考にプラ材で作り直しています。
台座根元の左舷は、格納庫壁面と面一になります。
1/700のキットが手元にあれば、大いに参考になりますね(^^)
就役時ですので、12.7mm機銃座は撤去して表面処理をしています。

いよいよ終わりが見えてきました。
1/1250をここまで作り込む必要があるのか、ちょっと自問自答してしまいます…。
このレベルの量産は厳しいので、おそらく次はもっと簡略化するでしょうね(笑)

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[2016.02.26(Fri) 23:59] 1/1250 現用艦船Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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艤装品の表現 その7 「艦艇の塗装」 

艤装品ではないですけど、適当なカテゴリーがないのでこちらでやります。
現在、艦船模型スペシャルで「自衛艦の塗装」が連載されていますが、その中で同型艦でも塗装に差異があったり、同じ艦でも塗り分けの仕方や戦闘通路のラインが度々変わったりすることに対しての疑問が呈されていました。
今回はそこに焦点を当てて、現場での塗装作業について書こうかと思います。
▼続きを読む

自衛艦の塗装には、大きく分けて業者によるものと乗員によるものがあります。
新造艦の場合は、ほとんどが業者(造船所)による塗装です。
この塗装にかかる工賃は建造費に計上されるため、予算低減のために必要最低限の塗装で済ますことが多々あるらしく、公試運転や就役時の写真を見ると戦闘通路が描かれていない艦艇が散見されます。
描かれている艦艇は、恐らく艤装員が塗っているのではないかと思いますが、艤装の経験がないので確証はありません。

さて、就役後の自衛艦についてはどうでしょうか。
年次修理や定期検査など、造船所に回航しての整備となると、また業者が絡んできます。
ただし、新造艦より予算が格段に少ないため、業者が塗装するのは船底や船体外鈑くらいのもので、残りの上甲板や構造物は乗員が塗装します。
また、中間修理や日常の手入れでは、全て乗員による塗装です。
この乗員による塗装、というところで差異が生じてくるのです。

塗装作業に関しては、よく掌帆長が〜とか親甲板が〜とか言われますが、ここにも少し誤解があります。
まず艦の偉容、美観保持の責任者は甲板士官です。
これは1分隊系の下級幹部(水雷士、砲術士など。補助艦は別)が当たります。
甲板士官の下には甲板海曹がいて、各分隊の作業を取りまとめます。
甲板海曹は、1分隊の上級海曹が指定されますが、掌帆長(運用員長)であることが多いです。
しかし、掌帆長が他の役職(先任伍長や分隊先任海曹など)に当たっている場合は、運用員の次席だったり水測員長だったりします。
そして、各分隊には分隊甲板海曹がいて、甲板海曹の指示を受けて実質的な塗装作業の指揮を執ります。
各分隊甲板海曹の元締めであることから、甲板海曹を親甲板と通称しています。
つまり、親甲板=掌帆長とは限らないのです。

さて、現場作業は、前述したとおり分隊甲板が仕切るわけですが、分隊甲板は2ヶ月交代の普通役員です。
長期の修理であれば、着工から完工までに3人くらい入れ替わりますし、普段の塗り直し作業でも、前回塗った時と同じ人が分隊甲板とはなりません。
そして、親甲板は各分隊の塗り分け方に口出しするほど暇ではありません。
と言うわけで、その時の分隊甲板の個性が発揮されて、塗装するたびに戦闘通路の白線や構造物の塗り分け方が変わるのです。
さらに、休暇期間に入ると、当直員が塗装作業に当たるわけですが、ここで申し継ぎに失敗するとか、作業長が不慣れで塗るペンキを間違えるとか言ったファクターも絡んできます。
「ゆうばり」では、艦橋ウイングの白線が左右非対称だった時期がありましたし、現役の某艦でも分隊甲板の勘違いで上甲板に外舷色を塗っていたこともありました。

また、別のパターンとして、転籍による塗り直しもあります。
地方隊ごとに塗り分けラインの解釈が違うためです。
例えば、格納庫の天蓋を構造物とみなして外舷色で塗るか、甲板面だからとデッキ色で塗るかといったところです。
格納庫内壁の塗装がマチマチなのも、ここら辺の事情によります。
また、大湊や舞鶴といった降雪地帯への転籍では、滑り止めのエリアが拡大しますし、ソマリア沖など酷暑海域への派遣では防暑塗料が塗られることもあります。

従って、模型を作る際、特に年代を設定しないのであれば、塗り分けパターンの細かい違いにそれほどこだわる必要はないと思います。
ひどい時には、1年の間に2、3回変更されたりしますし。
就役時とか第◯次ソマリア派遣時といったように、具体的な年月日を設定するときだけ、その時の塗り分けパターンをリサーチすれば良いのではないでしょうか。

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[2016.01.23(Sat) 23:59] 艤装品の表現Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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塗装の負担 by メバル所長
模型の話はさて置いて・・・
艦艇の内側、各通路及び部屋も皆さんが塗っていると聞いております。そして、来賓が来ると艦内の塗装を塗りなすとも。
となると、新しい自衛艦ほど艦は大きくなるし乗員は減るわで、新造艦ほど乗員の塗装作業負担は大きいものになると思います。
偉いさんの見学も多い「いずも」なんて、塗装に関しては悲惨の一言ではないでしょうか?
逆に、吸音タイルが貼ってあり、艦内も狭い「そうりゅう」型潜水艦は楽ってことでしょうか?

新しい艦ほど大変 by 大和甲型
そうなんですよ。
船体は大型化するのに乗員は減る一方で、一人当たりの作業量は増加するばかりです。
「いずも」と言うかDDHは、なんだかんだで乗員も300人とか400人いますが、輸送艦とか補給艦あたりは8000tオーバーを100人あまりで整備しているので大変ではないかと思います。
潜水艦は、ほとんど業者なんじゃないでしょうか。
乗ったことないので分かりませんが(笑)

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1/1250 いずも型護衛艦「かが」(就役時) その4 

2016年01月16日 ()
久々の更新となりました。
今回は、船体左舷の張り出しを作っていきます。

船体左舷
おそらくフルスクラッチに慣れている人は、最初から張り出しも込みで船体を作るのだろうと思いますが、私はフレアを綺麗な左右対称に仕上げる自信がなかったので、まず主船体の造形を優先し、後から張り出しを追加しています。
▼続きを読む

プラ板箱組み
大部分は0.5mmプラ板による箱組みです。
前端から13mmのところからナックルラインがあるので、ここが船体と綺麗に接続するようにポリパテで成形します。
今回は、このプラ板箱組み+ポリパテの工法を主用していますね(笑)
マスキングテープは、位置決め用のガイドです。

パテで整形
ポリパテを盛って削って、ラッカーパテでの平面出しを終えたところです。
いい感じに仕上がりました。
平面出しには、Waveのヤスリスティックが大活躍です。

艦橋窓枠
艦橋の窓枠が出来ました。
接着してから前面の窓の数が多い(実際は9枚)ことに気づきましたが、もう雰囲気でいいです…。
数えなければ分かりませんし(笑)
使ったのは、ハセガワの汎用窓枠セットAの4番です。
高さはジャストなんですが、幅から言えば5番が良かったようですね。

さて、作業スピードがどんどん下がってまいりました。
そりゃ並行して「むらさめ」作り始めるからだろうと(笑)
てゆーか、他の建造中のやつも完成させないとですね…。

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[2016.01.16(Sat) 23:59] 1/1250 現用艦船Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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ついうっかり by メバル所長
「空母いぶき」の第1巻を買ってしまいました。
「かが」は、「いぶき」に改装される予定はあるのでしょうか。
そして、「みらい」は現在どうなっているのでしょうか。
甲型海軍工廠の製作工程はいかに?

by 大和甲型
>「かが」は、「いぶき」に改装される予定はあるのでしょうか。
今のところはありません。
架空艦ネタとしてやってみたい気持ちはあるんですが(笑)

>「みらい」は現在どうなっているのでしょうか。
エクアドルに派遣されたきり帰ってこないようです。
私も心配しています。

…冗談です。
一応作ってます(・_・;

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1/1250 むらさめ型護衛艦「むらさめ」(就役時) その1 

明けまして、おめでとうございます。
いよいよ2016年を迎えました!
何がいよいよなのか分かりませんけど(笑)
昨年は、このやる気のないブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
この1年で完成したのが食玩のリメイクのみという体たらくですが、恐らく今年もこんな感じなので生暖かい視線でよろしくお願いします(笑)

むらさめ
言ってるそばから、食玩のリメイクです。
「かが」の年内完成が絶望となったことで、なんか吹っ切れて作り始めました。
てゆーか、これ作りながら年越しを迎えました。
新年一発目からこれかよ!!

▼続きを読む

ってなところで。
F-toysの現用艦船キットコレクションから、護衛艦「むらさめ」です。
建造中の「かが」と同じく1/1250スケールですが、設定年時は平成8年の就役時としているので並べると違和感があります。
艦番号や飛行甲板の着艦標識、戦闘通路などプリントされたマーキング類をできるだけ活かす方針のためです。
フルハル版だと着艦標識が現行タイプで良かったんですけどね…σ(^_^;)

艦橋
奥が無改造の「むらさめ」です。
就役時とするため艦橋の防弾板を撤去し、チャフ甲板も12.7mm機銃を撤去して小型化しています、
また、艦橋窓枠のモールドが浅いので、削り取って0.14mmプラペーパーで作り直しました。
FCS-2やCIWSなど、成型不良というか細部が潰れてしまっている装備は、ナイフで削ってシャープに整形しています。
CIWSの銃身は伸ばしランナーです。
76mm速射砲の砲身も、太くて実感に欠けるため伸ばしランナーで作り変えています。
この際、砲身のエバキュエータと下部の排莢用レールもプラ片で作りつけます。

マスト
マストは全面的に作り直します。
トラス構造のモールドは立体的でいいのですが、前面の全てと後面の下2段が省略されています。
これを伸ばしランナーで作り直しました。
ただし、前面上段は流石に無理なので、こっちは塗装で再現する予定です。
対空レーダーと妨害機は一体成型されているので、切り離して形を整えました。
また、各ステーを薄く削るorプラペーパーで作り直して、その下のトラスを伸ばしランナーで組んでいます。
この際、HS用データリンクの下にあるべき航海レーダーが省略されているので自作するのですが、就役時は現在と装備位置が異なるため注意が必要です。
現在は、後方のレーダーブラインドを避けるため右舷にオフセットしていますが、就役時は中心線上にありました。

マスト後ろ
ヤードも短くて太いのでプラ棒で作り直し。
ヤード上の風信儀やらアンテナやらも伸ばしランナーで追加しています。
マストトップも太く、タカン・アンテナが比較的小さく感じたので、プラ棒とプラ片で作り変えました。
また、プラペーパーで旗甲板に側幕を張っています。

サイズ比較
1/1250なので、いつも作っている1/700より格段に小さいです。
市販の0.3mmプラ棒でも太いので、ほとんどの工作を伸ばしランナーで行っています。
艦橋が終わったら、内火艇周りと救命筏を作り直します。

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[2016.01.01(Fri) 23:59] 1/1250 現用艦船Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

明けましておめでとうございます。 by メバル所長
それにしても、素人から見ると気が狂いそうな作業ですね。
知り過ぎているというのも、辛い?物があるような。
そこを誤魔化して作製しないところが、モデラーのモデラ―足る所以でしょうか?

今年も、よろしくお願いします。

明けましておめでとうございます。 by 大和甲型
最初は最低限のディテールアップで済ますつもりだったんですが、やってるうちにアレもコレもと挑戦したくなりますね(笑)
細かい作業は嫌いじゃないですが、別の作業をしていてマストに手が当たって折れた時は気が狂いそうでした(`・ω・´;

今年もよろしくお願いします!

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